投稿作品一覧（元）
-
ドラマ都会の生活に疲れた奈緒が、旅先の長崎で牧師兼「喫茶クルス」のマスター・佐原（実は元傭兵で一流スナイパー）の人柄に惹かれて、住み込みで働き始める。親しくなった喫茶店員の礼子、常連客の早乙女（元高校教師で寺の住職）、伊集院（元刑事）、聖月（医学部生）も、それぞれ家族に関して小さな傷を持つ者たち。教会へ盗みに入った若者・中田も、改心して喫茶クルスに住み込む。 穏やかに過ぎる時間。娘を亡くした山村夫妻が訪れて思い出を語ったり、礼子と母親の確執が氷解したり、早乙女と元教え子との秘められた恋が展開する。喫茶クル
-
舞台元冴えない中年サラリーマン・佐々岡が、突然ヒーロー「マスクドクリケット2号」として悪の組織「全日本怪人組合」と戦う姿を描くアクションコメディ。偶然にもヒーローの力を得た彼は、家族を顧みない生活に悩みながらも、新たな自分と向き合う。家庭とヒーロー活動の板挟みに苦しみつつ、最終的には家族や仲間の助けを得て悪の首領を倒す。戦いを通して、家族の絆や中年男性の逆襲をユーモラスに描いた物語。
-
舞台近未来の世界で、脳移植を通じた「第二の人生」を提供するサービスが物語の中心です。死への恐怖から若い体を求める元教授の松平、永遠の命を渇望する企業会長の小田、漫才コンビ「巌流島」のボケ役・宮本とその相方・佐々木など、異なる背景を持つ人々が脳移植に挑む様子が描かれます。移植の代償や葛藤を経て、人々は命の重みや家族、絆の意味に気付いていきます。やがて松平は孫との日々を大切に生きることを選びます。命と生き方の本質に迫る群像劇です。
-
ドラマアルバイトをしながら、役者活動をしている峯田康太（２９）。バイトから帰宅したある朝、母から、祖父が亡くなったと知らされる。 告別式の日。 康太は、１２年ぶりに従兄弟の辻優人（２１）と再会をする。数年ぶりに対面した祖父の姿を見て、泣き崩れる優人。収骨を待つ間、１２年ぶりに、言葉を交わす康太と優人。 そして納骨後。 優人から、孤独や諦念を感じた康太は、彼をごはんに誘う。初めて一緒に酒を飲む２人。そこで康太は、空白だった優人の壮絶な12年間を知り・・・
-
学園昭和６０年(1985)。まだまだアナログ溢れるボチボチのこの時代に！ 突拍子のないコトが起こってしまった。ある大阪の高校。 潰れかけのゆる〜い器械体操部、キャプテン、ピョンの元に”かわいい男の子とクールな女の子”が現れた。男性それとも女性？そして、顧問とは名ばかりの色香漂う豊乳な女性臨時教師の出現！えらい、こっちゃー！翻弄されるハイティーンたち。青くて甘酸っぱい青春をメロメロ迷走する！
-
ミステリー一人の少女が生きたまま皮を剥がされ死んでいく様を撮影した所謂「スナッフフィルム」。 それが世に出回ると同時に、とある宗教団体に関連した者達が次々と猟奇的な死を遂げていく。 現場に残された「１６年前、皮、かえせ」というメッセージ。 父が遺した懺悔に長年苦しめられてきた元親は、次々と起こる異常な事件にゆっくりと巻き込まれていく。
-
ドラマサバサバとしているが腕は一流の有希。友達に目つきが悪くて怖いと言われ、コンプレックスを抱えている、高校生の穂。ある日、有希の元に穂が二重にしたいと来店。二重にした穂は整形にハマり、今度は顎を細くしたいと押しかける。有希、戸惑いを見せる。 有希「『生老病死』この「生老病死」と言う人間の避けられない苦悩を考えたとき、一般的に医師は「病気の苦しみ」「死の苦しみ」に向き合い、美容外科医は「生きる苦しみ」「老いる苦しみ」に向き合う。そこに優劣はなく、ただ人の苦悩に寄り添う」 ルッキズムに苦しむ穂と有希の「生きる
-
日常雅也が発信したコロナ体験のブログが話題になり、新聞記事に掲載された。その縁で、地元の情報番組の取材を受けた。放送から数日経った3月上旬、パフォーマンスグループのメンバーだった美央の大学進学と上京が決まり、久しぶりに食事をすることに。やがて新年度を迎え、雅也は4人以下の会食という制限の中、1年ぶりに専門学校時代の友人雪奈や篤志と飲み会を開催する。
-
日常コロナで約1ヶ月休んでいた雅也は、延期になっていた自主映画の音声収録を行い、週末にはアカデミーレッスンにも復帰した。2月中旬、映画祭が無事に開催され、会場に来ていた横田監督の別作品に出演していたという元メンバーの忍と久しぶりの再会を果たす。そして映画祭のラスト、ついに雅也が主役の映画が上映される。
-
ドラマ就職を間近に控えた大学四年生、牧原大地（２１）は、父親の再婚相手の連れ子、牧原あゆみ（４）と地元の神様である天夜神にお参りをしに行く。共働きで忙しくしている両親だが、明日は家族みんなで過ごせますようにと。明日は、あゆみの誕生日だったのだ。 神様と人との、寄り添い方のお話。 ２０枚シナリオ、課題は「雪」です。