ヒトガタの国 ファンタジー

本を探しに本屋に来た好本イツカ。目当ての本を探していると、古びた本を見つける。気になり開いてみると急に光に包まれ目を開くと知らない草原に立っていた。
shu 27 0 0 08/22
本棚のご利用には ログイン が必要です。

第一稿

第1章
イツカ:無いなー、、全然見つかんない、ここで7軒目なのに
店主:何を探しているんだい?
イツカ:えーっとですね、識刻の森っていう本なんですが
店主:ちょっと待ってて ...続きを読む
この脚本を購入・交渉したいなら
buyするには会員登録・ログインが必要です。
※ ライターにメールを送ります。
※ buyしても購入確定ではありません。
 

第1章
イツカ:無いなー、、全然見つかんない、ここで7軒目なのに
店主:何を探しているんだい?
イツカ:えーっとですね、識刻の森っていう本なんですが
店主:ちょっと待っててね、探してくるよ
イツカ:ありがとうございます!
ん?何この本、タイトル消えちゃってんじゃん
あ、でも作者名は残ってる、デウス・マキナ?なんか気になる……ちょっと見てみよう
イツカ:えっ、眩し!うわっ!


(目を開けると知らない草原)
イツカ:うーん…え!ここどこ?!(声でかく)
イツカ:え?俺本屋にいたはず、なんでこんな原っぱに?
(好本のセリフの途中から出てくる)
ルイス:あの、どうしました?
イツカ:え、人?って、銃持ってる!強盗?!
ルイス:いえいえ、違いますよ
イツカ、じゃあ何でそんなもの持ってるんですか?!
ルイス:それは…この辺では普通ですよ
イツカ:え?そうなんですか?
ルイス:そうです、みんな護身用で持ってますよ
イツカ:銃あるんだ
ルイス:ありますよ
ルイス:ところで、貴方こそこんな所で何を?
イツカ:俺、本屋にいたはずだったんですけど、気づいたらここに居て…
ルイス:…………なるほど、では私が案内しましょうか?
イツカ:え、いいんですか?
ルイス:はい、もちろん
イツカ:ありがとうごさいます!
ルイス:それじゃあ、行きましょうか

(国に着く)
ルイス:着きました、ここがヒトガタの国です
イツカ:おぉ、すげー
ルイス:少し見て回りましょうか
イツカ:そうだね、あ!そういえば名前聞いてなかった
ルイス:確かにそうですね、私はルイス・フロイスと申します
イツカ:俺は好本イツカ、イツカって呼んでくれ
ルイス:イツカですね、わかりました
(少し間を空けて)
イツカ:あのさルイス、この国の人ってさ、
ルイス:はい、イツカが思っている通り人形です
イツカ:やっぱり!さっきから気になってたんだよね
ルイス:初めてだとそうなりますよね
イツカ:えー、凄いなー(言いながらぶつかる)
輩:いだっ!
イツカ:あだっ!
輩:痛ってーな
イツカ:すみません!
輩:おいおい、この俺様にぶつかってそれで済むと思ってんのかァ
イツカ:やばいどうしよう
ルイス:どうしようと言われましても
輩:何コソコソ話してやがるんだ?
イツカ、ルイス:ヒッ
冒険者:なーにやってんだー!(輩とイツカ達の間に入る)
輩:あ?誰だテメェ
冒険者:君みたいなのに名を教える気は無い、それに君も冒険者だろ?こんな事して恥ずかしくないのか
輩:…チッ(どこか行く)
冒険者:ふんっ!
イツカ:あの、ありがとう
冒険者:気にしないで、それじゃあ僕はいくよ
ルイス:来て早々嫌な目に会っちゃいましたね
イツカ:うん
ルイス:これからどうしましょうか…
イツカ:この国で情報が集まる場所ってどこ?
ルイス:そうですね、ギルドとかですかね
イツカ:じゃあそこ行こう

(ギルド)
イツカ:誰か話の聞けそうな人いないかな、
ルイス:ついでに仲間も欲しいですね
イツカ:うん、
冒険者:あれ?さっきの!
イツカ:え、あ!さっきはありがとう
冒険者:大丈夫だよ、ところでどうしてこんなとこに?
ルイス:少し情報が欲しくて来たんです
冒険者:情報?
イツカ:あの、突拍子もないこと言うんだけど、俺この世界の人じゃないんだよ
冒険者:え?
イツカ:それで、元の世界の帰り方を探してる
冒険者:うーん
イツカ:やっぱりそう簡単には信じられないよね
冒険者:信じるよ
イツカ・ルイス:え!
冒険者:なんか面白そうだし、僕もその話に乗りたい
イツカ:いいの?
冒険者:もちろん
ルイス:まさかこんなあっさり仲間になってくれる人が見つかるとは
冒険者:仲間になるからには自己紹介だな、
僕は冒険者だ!
イツカ:うん、名前は?
冒険者:だから、冒険者だ
イツカ:え?
ルイス:まぁまぁいいじゃないですか、こっちがイツカで、私がルイスです、よろしくお願いします
冒険者:よろしく!
イツカ:まぁいいか、じゃあどうする?
ルイス:どうしましょう
冒険者:じゃあさ、僕の依頼を手伝ってくれない?
イツカ:依頼?
冒険者:さっき受けちゃってさ、暇だったらでいいんだけど
イツカ:俺はいいけど、どうする?
ルイス:私は大丈夫ですよ
イツカ:じゃあ、レッツゴー


第2章
(森に着く)
イツカ:でさ、どんな依頼?
(ここからイツカは歩き回って花を取って合流する)
冒険者:この森に咲いてる花があって、その花の採取だよ
ルイス:どんな見た目なんですか?
冒険者:えっとね、花びらが金色で、茎が長めで、その茎にトゲトゲがある、花っぽくない花かな
ルイス:なるほど
イツカ:ねぇー、それっぽいの無かったよー
ルイス:そうですか……では、それは?
イツカ:え?なんかあったから抜いてきたけど
ルイス:それですよ!
イツカ:え?
ルイス:え?じゃないですよ!見た目の説明聞いてました?
イツカ:いや、聞いてない
ルイス:あの冒険者さん、多分これですよね
冒険者:そうそう
ルイス:なーにやってんですかもう
イツカ:テヘッ
ルイス:可愛くないですよ(ちょっと冷たく食い気味に)
イツカ:可愛いかもしれないだろー!
冒険者:まぁまぁ、見つかったことだし帰ろう
イツカ:そうだねー
ルイス:そうですね

ハンター:ぐぁぁぁぁ
イツカ:え!なに?!
ルイス:今のは?!
冒険者:行こう
ルイス:はい
イツカ:ああっ、待って
(場面転換)

冒険者:大丈夫か!?
ルイス:意識がないですね、何か回復できるものあります?
冒険者:えーと、あったはず、、、あった!飲ませるよ
(ハンターに飲ませる)
ハンター:うっ、うーん
ルイス:あ、意識戻りました!
イツカ:良かった〜
(ハンター起き上がる)
冒険者:大丈夫?
ハンター:ん?君たちは?
ルイス:たまたま近くに来ていた者です
ハンター:君たちが助けてくれたのか
ルイス:そういうことになりますね
ハンター:礼を言う
イツカ:ところで、なんでこんな所に居たの?
ハンター:そういう事なら自己紹介しないと、私はヒトガタの国でハンターをしている、ここにはある調査で来ていた
イツカ:えっと、名前は?
ハンター:言ったじゃないかハンターだ
イツカ:え、またですか?
ルイス:(遮る)あの、どうして倒れていたか聞いてもいいですか?
ハンター:えぇ、さっきは何故か急に気を失ってしまって
ルイス:なにか心当たりとか?
ハンター:分からないな
(考えながら歩き回っていたイツカが何かを見つける)
イツカ:ん?何この花
ルイス:どうしたんですか?
イツカ:冒険者ー、これ
冒険者:ん?あっ、これか
ハンター:何かあったのか?
冒険者:多分これだな倒れた原因
ハンター:睡蓮花か、不覚
イツカ:睡蓮花?
冒険者:この花は、匂いを嗅ぐと意識を失ってしまうんだよ
イツカ:えっ、嗅いじゃったよ
冒険者:ちょっとならギリセーフ、ハンターさんは長らく嗅いじゃってたから意識が無くなったんじゃないかな
イツカ:へぇー、曲かと思っちゃいました
ルイス:そんな訳ないじゃないですか
ハンター:だが、睡蓮花はこの辺りには無いはずでは?
冒険者:あー確かに、なんでだろ
イツカ:誰かが植えたとか?
ハンター:そんな事をするバカがいるか?
イツカ:んー
ルイス:まぁ今考えても結論は出ませんし、国 へ戻りませんか?
冒険者:そうだね、それじゃあ帰ろう
ハンター:そういえば貴方もしかして冒険者?
冒険者:そうだけど
イツカ:えっ?知ってるの?
ハンター:えぇ、割とこの国じゃあ顔が広い冒険者だよ
イツカ:すごい人なんだ
冒険者:自覚は無いけど
ハンター:貴方はいつもソロと聞いていたのだが、その方たちは?
冒険者:こっちがイツカで、こっちがルイス
なんか元の世界に戻りたいらしくて、その情報を集めてるんだって
ハンター:信じたの?
冒険者:ホントだったら面白いから
ハンター:(ちょっと考えて)なるほど、そういう事ならちょっとしたツテがあるよ
イツカ:ツテ?
ハンター:ヒトガタの国の、国王だ
(場面転換)

王様:おぉ、戻ったかハンターよ
ハンター:はい、只今
王様:して、その後ろの者は誰だ?
ハンター:この者たちは、倒れてしまった私を助けてくれた恩人です
王様:何!それは大儀であったな、礼を言うぞ!はっはっは
イツカ:なんか感謝されてる気がしないんだけど
冒険者:あはは…
ハンター:王は、言葉遣いこそ上からなんだが、本当は良い方だから誤解しないで貰えると助かる
イツカ:そうなんだ…
王様:余の忠実な部下を助けてくれた事、改めて礼を言わせてくれ、その礼として褒美を取らせたいのだが、何か希望はあるか?
イツカ:じゃあお金!
ルイス・冒険者:まてまてまて!!
イツカ:何?
ルイス:いや、今あなたが1番欲しいものは違うでしょう!
冒険者:そうだよ、帰り方に関する情報だろ!
イツカ:それはそうだけどさ
王様:相談したいなら時間を設けよう、余もハンターからの報告を聞かねばならん
ルイス:ありがとうございます
(2つに別れる)
王様:さて、調査の報告を聞こうか
ハンター:はい、あの森では定期的に新たな人形が生まれ、その後この国へ来ているようです
王様:なるほどな、つまりあの森に何かあると
ハンター:はい、あの森の奥を探ろうとしましたが、睡蓮花により倒れるという失態を犯してしまい、まだ奥は探れておりません
王様:ふむ、報告はこれで終わりか?
ハンター:はい、中途半端な結果で申し訳ございません
王様:いや、原因を絞れたのは大きい、良くやった
ハンター:ありがとうございます
王様:おい、お主ら、何が欲しいか決まったか?
ルイス:はい、この世界ではない別の世界に関する情報が欲しいのですが、心当たりはありませんか?
王様:別の世界の情報?何だそれは?
冒険者:このイツカは、本来この世界とは別の世界の住人だそうで、元の世界に戻るために今情報を集めているのです
王様:ふむ、余には全く心当たりは無いな
イツカ:そうですか…
王様:だが、ハンスベル国立図書館になら何かあるかもしれん
イツカ:図書館ですか?
王様:ハンター案内頼めるか?
ハンター:もちろんです
王様:では、面倒な手続きはこちらでやっておく、行ってくるがいい
全員:ありがとうございます

第3章
(大通りで賑わっている、その中に市がいる)
ハンター:あとはここを真っ直ぐ行けば着くぞ
イツカ:意外と遠かったね
ルイス:ですね
ハンター:あと少しで着く所悪いんだが、森での出来事で武器を無くしてしまってな、鍛冶屋に寄っていいか?
イツカ:全然大丈夫
ハンター:すまないな
冒険者:ついでに僕も見ていこうかな

鍛冶師:おぉ、久しぶりだなハンター
ハンター:あぁ、久しぶり
鍛冶師:なかなか珍しい組み合わせだな、冒険者が一緒とは
ハンター:色々あって今一緒に行動しているんだ
鍛冶師:ほう…で、その2人は?初めて見る顔だ
冒険者:こっちがイツカで、こっちがルイス、今このイツカが故郷に帰る方法を探してて
鍛冶師:故郷に…なんか大変なんだな、頑張れよ
イツカ:ありがとう
鍛冶師:でもよ、じゃあなんで今ここに来たんだ?
ハンター:私が武器を無くしてしまってな、また新しいのを買いに来た
鍛冶師:ハンターが?珍しい
ハンター:恥ずかしい限りだが、
鍛冶師:でよ、ずっと気になってたんだけど、その後ろに隠れてるの誰だ?
全員:え?
冒険者:なんで隠れてるの?
ルイス:いやなんかね、ははは
鍛冶師:ん?兄ちゃん何だいその武器?
ルイス:え!?
冒険者:そういえば初めて見るよな
ハンター:あぁ、私も見た事がない
イツカ:え?そうなの?
ルイス:(少し焦りながら)イツカさん、少しこの場所を回ってみては?何かいい発見があるかも
イツカ:えー?
ルイス:まぁまぁまぁ
イツカ:しょうがないなー
(ここまでフードを被っている市がいる)

(場面転換)
イツカ:回るっていったってこの国の事全然分からないからなー、こうなったら誰かに聞こうかな
イツカ:あのー、すみません、ちょっと聞きたいことがあるんですけど
市:なんでしょう?
イツカ:僕この国に来たのが初めてで、どこかおすすめの場所を聞きたいんですけど
市:この国のおすすめ?
イツカ:ほんとに何でもいいですよ
市:………だったら占いとかどうですか?
イツカ:占いですか
市:その人の占いよく当たるんですよ、良かったら寄ってみてください
イツカ:場所は?
市:すぐそこの路地です
イツカ:分かりましたありがとうございます
市:いえ、それでは
(イツカいなくなる)
市:これで変わってくれればいいのですが……

(場面転換)
イツカ:結構奥まで来たけど、まだかな
占い師:おや、ここに人が来るとは
イツカ:え?うわっ、びっくりした
占い師:何をそんなに驚くんだい
イツカ:いや、怪しい人が急に声掛けてきたら驚くでしょ
占い師:(周りを見ながら)怪しい人…?どこ?
イツカ:あなたですよ
占い師:あたし!?怪しくないよあたしは
イツカ:だいぶ怪しいですよ!
占い師:……この際あたしが怪しいのは置いといて
イツカ:無理ですよ
占い師:まぁいいじゃない、それよりせっかくだし、占いしていかないかい?
イツカ:占い?あ、もしかしてあなたですか
占い師:ん?あたしを知ってるのかい?
イツカ:はい、この国のおすすめを聞いたらあなたって
占い師:そうかい、変わり者もいたもんだ、じゃあ自己紹介しようか、あたしは占い師のアンよろしくね
イツカ:え?名前あるんですか?
占い師:あー…そうだね、この国で名前のある奴は少ないからね
イツカ:そうなんですね
占い師:それじゃあ早速始めようか、ささっ、座って
占い師:それじゃあ、何を占ってほしい?
イツカ:そうですね、では、僕のゆく先をお願いします
占い師:よしわかった(占う仕草)

占い師:ふむ…
イツカ:どうですか?
占い師:えーっと、一言で言うと、やばい
イツカ:え!やばい?!
占い師:今のまま進んでいってしまうと、君は死ぬね
イツカ:は、何で!?
占い師:まぁ、色々あって
イツカ:じゃあ、それを回避するにはどうすればいいんですか?
占い師:あたしにはどうすることも出来んな
イツカ:え?嘘でしょ…
占い師:そもそも君の運命は君自身でしか変えられない、だから君が生きるか死ぬかは君次第だ
イツカ:そうなんですか…
占い師:他になんか聞きたいことはないんか?
イツカ:じゃっ、じゃあ、気をつけるべき事ってなんかありますか?
占い師:気をつけるべきね〜、気をつけるべきな人はいるよ
イツカ:誰なんですか?
占い師:それは、名前のある奴だよ
イツカ:え?名前だったら…
占い師:ん?今あたしを疑ったかい?
イツカ:だって、名前…
占い師:だったらこんな事言うわけないじゃないか
イツカ:あ、確かに……でも、だとしたら……
占い師:まぁ、ここから君が死を回避出来るはどうかは君次第だ、頑張りなイツカ
イツカ:え!?なんで俺の名前
占い師:そりゃ占い師だぞあたしは
イツカ:(少し安心した感じで笑う)そうですね
イツカ:あの、ありがとうございます
あと最初怪しいって言ってすみませんでした
占い師:あたしね、根に持つタイプだよ
イツカ:え!?
占い師:冗談だよ
イツカ:(笑って)それじゃ
(イツカ立ち去る)
占い師:あっ、ちょっと待って
イツカ:なんですか?
占い師:最後にキーワードだけ伝えておこう
イツカ:キーワード?
占い師:この物語のキーワードは、本だ、忘れるんじゃないよ
イツカ:はい?わかりました
(イツカいなくなる)

(市出てくる)
市:どうも
占い師:おぉ、来てたのかい
市:はい
占い師:あんただね、あやつを差し向けたの
市:バレました?
占い師:あたしを誰だと思ってるんだい
市:で、大丈夫そうですかね?
占い師:まぁ…あやつ次第だろう

(場面転換)
イツカ:おーい、戻ったよー
ルイス:あ、イツカ、先程はすみません厄介払いみたいになってしまって
イツカ:気にしてないよ、そういえばさっきの銃の事はどうなったの?
ルイス:あぁ、それは
鍛冶師:(被せる)さっきは知らないって言ってしまったが、知ってた事忘れてたわ、はっはっは
ハンター:何やってんのよ
冒険者:もう早く図書館行くよ!
イツカ:この2人こんなだったっけ?
(ここで謎の人形が後ろを通って、去る4人を見る)

第4章
イツカ:おぉー、ここがタンスベル国立図書館
ルイス:ハンスベルですよ
イツカ:…探そうか!
(4人がわちゃわちゃしている間に司書が出てきて座る)
司書:あら、王様が言ってたのってもしかしてあなた達?
ハンター:はい、そうです
司書:事情は聞いてます、お好きに調べていってください
全員:ありがとうございます
司書:あっ、そうだ、イツカさん
イツカ:どうしたんです?
司書:私に着いてきてもらっていいでしょうか?
イツカ:あ、はい
ルイス:………

(場面転換)

イツカ:あの、ここは何ですか?
司書:ここは禁書が保管されている禁書庫です
イツカ:禁書!?
司書:あぁ物騒なものは無いですよ、ただ、あなたの調べたいことはここじゃないとないと思いまして
イツカ:お気遣いありがとうございます
イツカ:あ、そういえば司書さん、お名前は司書でいいんですか?
司書:いえ、私はマトリョーナといいます
イツカ:そうなんですか……ん?名前?
(司書懐に手を入れて近づく)
イツカ:!まさか
(イツカ身構える、司書本を出す)
イツカ:え?本?
司書:あなたにこれを
イツカ:何の本ですか?これ
司書:私の口からは言えませんが、絶対に誰にも見せないでくだ…
(銃声)
司書:うっ、
イツカ:司書さん!まさかとは思ったが……お前だったのか………ルイス
ルイス:本来ならばもっと後のはずだったんですけどねー、ですが、ルールを破られた以上、出てこざるを得ないですね
イツカ:ルール?
司書:彼こそがこの世界の作者、デウス・マキナです
イツカ:は?!
ルイス:紹介ありがとう司書さん、そういう事ですので、あなた達にはここで退場してもらいます
イツカ:くそっ、何がないんですか?
司書:本当ならその本に書いてあるんですが…
ルイス:それでは、さようなら
イツカ:くっ、
(謎の人形登場、銃を弾く)
ルイス:は?
イツカ・司書:え?
ルイス:またあなたですか
市:どうも
ルイス:あなた、本当にしぶといですね
市:しぶとくて悪かったね
イツカ:誰?
市:すまないが自己紹介している暇がない、要点だけ伝える、まず奴が持っている本を奪う、そして、その本の奴の名前を消す以上
イツカ:え、
市:その前にマトリョーナを避難させて
イツカ:…分かりました、司書さん、一旦離れましょうか
司書:すみません
(司書をはけさせる)
ルイス:あなた、本の内容やタイトルだけ飽き足らず、私自身をも消そうと?
市:当たり前じゃん
ルイス:あなたどれだけ私の邪魔をすれば……
市:小説において私みたいなキャラは必要でしょ?
ルイス:私の物語には必要無い!
市:ははっ、小説家が聞いて呆れる
ルイス:なぜそこまでして抗おうとするのですか!?
市:は?
ルイス:この幸せな本の中で永遠に過ごせる、これ以上の幸福はないでしょう?
市:それはあんただけだろ、これ以上うちみたいな被害者を生ませてたまるか!
イツカ:戻りました
市:じゃあ行くぞ
イツカ:ちょっと待ってください
市:何?
イツカ:どうやって本の文字を消せばいいんですか?
市:あぁ、その部分を破り捨てるだけでいい
イツカ:破る……
市:ん?そうだったな君は本が好きだったな
だが、この本は別だ人を不幸にする、だから思い切り破れ
イツカ:……わかりました!
ルイス:終わりました?
市:待ってくれたの?お優しいことで
じゃあ今度こそいくぞ!
ルイス:はい!
(殺陣で市が本を奪い取る)
市:イツカ!受け取れ
ルイス:くっ、しまった!
市:これで終わりだ、あんたも、うちも
ルイス:やめろー!
(場面転換)
イツカ:っは、ここは…本屋?ってことは、、
戻ったー!
店主:え、どうしたんだい?
イツカ:あっ、これはその、色々ありまして
店主:ふーん…まぁいいさ、ところでその本はなんだい?
イツカ:え?そこの机にあった本ですけど
店主:知らないけどなー、しかもボロボロじゃないか!タイトルも作者名もない、しかも白紙!
イツカ:え!ホントだ…
店主:これはもう廃棄だな
イツカ:え……じゃあ、僕が貰っていいですか?
店主:欲しいの?
イツカ:はい
店主:どうせ廃棄だし、いいよ、持ってって
イツカ:ありがとうございます
店主:あ、あと、探してた識刻の森あったよ
イツカ:え、あぁ!ありがとうございます
店主:それじゃあ、気をつけて帰りなよ
イツカ:はい、では

この脚本を購入・交渉したいなら
buyするには会員登録・ログインが必要です。
※ ライターにメールを送ります。
※ buyしても購入確定ではありません。
本棚のご利用には ログイン が必要です。

コメント

  • まだコメントが投稿されていません。
コメントを投稿するには会員登録・ログインが必要です。